推しを作る|粘土2作目「チェンソーマン」2020年10月10日
粘土で作った2作品目について書きます。
前作はドラえもん。球形だし作りやすかった。
2作目は人型のキャラをつくったが、思う通りにはいかず苦戦しました。
前作はこちら
題材チョイス
ステップアップとして、人型のフィギュアを作りたいと思っていた。
じゃ誰にしようかと考えた時、好きなモノ。かつ、誰も作っていないモノだなという結論。
作るモチベーション保つ為にはやっぱ好きなモノにしないと。
そして誰か既にめちゃ上手い作品作っている人がいるとモチベが出家してしまうのでね。
ということで、ついこの前描いた絵の立体化をしてやろうと決めました。
使った材料
前回は樹脂粘土という種類の粘土をダイソーで買ってきて使ったが、その時、別の種類の粘土も買っていた。
石粉粘土という種類。石やら紙やらを練り合わせたもの。
これも乾燥すると固まる。水に濡らすと若干柔らかさは戻るがそこから再造形はあまり期待できない。
それに水をつけると溶け出して手や周りがめっちゃ汚れる。真っ白けになるから掃除が大変。
固まった後はかなりの強度。彫刻刀などで削り出したりヤスリがけするには適している。
ベースが白いので絵の具などでの着色にも向いている。
新たに買ったのは道具関係
人の芯にする用のワイヤーと、デザインカッター。写真撮っていない。
このワイヤー(針金)が結構柔らかくて後々苦戦する。
柔らかければ途中で「ポージング変!」って気がついたら調整できるのだが、やはり強度無いため、文字通り芯がブレる。
硬ければもちろんブレずにしっかり粘土を盛れるのだが、その分、後戻りできない。
最初は程度がわからず、とりあえず扱いやすさから、やわやわのアルミ製ワイヤーを買った。
制作過程
まずは骨組みとしてワイヤーでチェンソーマンの概念を作る。
石粉粘土の水溶け具合とか試しながらやっていたので、写真が汚くてすみません。
前述の通り、柔らかワイヤーを使ったので芯1本じゃ心もとなく、行ったり来たりぐにゃぐやしている。
組み方をまったく考えずに張るとこうなる。
確信のないまま粘土を盛り付けていく。ここはやはり楽しい作業。
とりあえず細かなディティール抜きで身体を作っていく。
頭部が白くて、身体が若干くすんでいる様に見えるのは水分量の違い。
この時は頭をまず作って、翌日とかに身体を盛り付けていったから、頭だけ硬化している。
マットに残っているようにめちゃくちゃ手も机も汚れる。
1日数時間程度の時間をとって作っていたが、固まっているところを水で戻しつつ調整なので造形しづらい。
そして最大の難点、たこ焼き作るみたいに、粘土が玉になる。
ドラえもん作った時の樹脂粘土と比べるとあまり伸びない。
指先とか細くしすぎるとボロっと崩れる。
粘土を千切ったりすると、石粉というだけあって断面がぼそぼそしてキレイじゃない。
シルエットはまぁイケてるけど、思ってたんと違う感を抱えたままとりあえず服を着せた。
腕にチェンソーつけたり頑張ったねぇ。
完成品
粘土2作目「チェンソーマン」
雨なので引きこもって以前買った100均粘土で、前に描いたチェンソーマン作ったけど、ぼそぼそになってしまって造り込みは断念
— おーもり (@dorapan_) 2020年10月10日
限界を素材のせいにして終了 pic.twitter.com/FUqgaLiJa8
顔は固めた後に削ったり後付したりで頑張った。
舌を出すようにしたのは、ギザッ歯をいっぱい作るのに挫折したので、なんとか作る量減らす為のアイディア。
反省点
- 全体ボサついていてキレイじゃない
- 自立しない
- ワイヤーが所々、表面に出ている
- 一度に時間をとって作るような制作スタイルではないので、硬化してしまった所に続きから造形するのはすごく難しい
おまけ
3cmくらいのポチ太も作った。
冒頭の写真にあるように、200gの石粉粘土のうちチェンソーマン作るのに半分くらいしか使っていない。
余りはいっぱいあるけど扱いがムズイので石粉粘土は密閉して以降使っていない。
人もスタンドもその個性に合った適材適所というものがあるってDIOも言っていたから、粘土にもあるのだろう。
次回
3作目は女性キャラ。
チェンソーマン作りながら石粉粘土の限界を感じていたので、別の粘土で並行して作っていた。
粘土を変えた事で、作るのもますます楽しくなってくるのでした。
ただ、3~7作目あたりは制作過程をほとんど残していないので完成品だけ載せる記事になるかも。
以上です。