推しを作る｜粘土3作目「2B(NieR:Automata)」2020年10月24日
粘土で作った3作品目のフィギュアについて書きます。
前作に続き人型のフィギュア。
この時期つくったもの、制作過程をあまり残しておらずなのでご容赦を。
前作はこちら
題材チョイス
前作チェンソーマンは男性の身体ということで、そんなにシルエットとか肉付きとか気を使わずざっくり作った。
今度は女性のフィギュアをつくろうと決めていた。
カッコよく動きもあり見栄え良いものということで、大好きなゲームシリーズNieR:Automataのメインキャラクター2Bを選びました。
ニーアオートマタの宣伝と紹介をちょっと。
あらすじは割愛。
このゲーム、アクションの爽快さ、ギミックも素晴らしい。
荒廃した地球、コントラストの抑えた美しい空気感。
音楽は静かなフィールド曲から、爆アガリする戦闘曲、造語による美しいボーカル曲どれも無限リピート必須。
なにより、悲哀に満ちたストーリー・キャラクターが最高なんです。オススメです。
そのゲームの主人公こそ、地球を侵略しにきたエイリアンが放つ「機械生命体」と戦うアンドロイド。”ヨルハ2号B型”、通称2Bさんです。
2Bめっちゃかっこいいんだ。
アンドロイドは感情を持つことは禁止されている。ただ、禁止されている。ということは、感情があるということ。彼女は冷静沈着で落ち着いた口調の性格です。
ちなみにスカートを履いている意味はあって、作戦行動時の人間離れした物凄い脚力により可動部が加熱されてしまう。それを冷却する為の工夫なんだそうです。
ということで、この美しい2Bさんを作ることにしました。
使った材料
より細かな造形をするため、使用する粘土を替えました。
グレイスカルピーという樹脂粘土。
プロの人も使うメジャーな粘土らしい。
伸びも良く、オーブンなどで焼成するまでは硬化しない。これがめっちゃ使いやすい。
乾燥で固まる心配が無いので、一度にまとまった時間取らずとも良いので自分の制作スタイルに合ってる。
450gとかたっっぷりあり複数作れるのでこいつにしました。
足元の台座として木片を東急ハンズで購入
カードは揃ったぞーー。もう前作みたいに素材のせいには出来ない。
制作過程
まずはワイヤーで骨作り。今回はねじってまとめたりシンプルに。
ワイヤーでポージング
粘土を盛り付けていく。
脚の肉つけ具合はめっちゃ考えた。
逞しくキレイなラインをつくらねば、2Bが台無しになってしまうという。繰り返しだが、粘土作りでこの工程が一番楽しい。
そして、ここで自分の技量の無さにブチ当たるのだが、それがこれ
顔へっっっぼ～～～～～～
いや、予感していたんだけど顔って重要よね。
髪も、ワックス使い始めたばっかりの中学生みたいなベットリでへぼへぼ。この後頑張るのだがゴワゴワは変わらずでした。
2Bを選んだ理由の中に、目隠しのバイザーをつけているから、顔は口元だけ頑張れば良い。ってのがあった。
まだ表情つけたり目をつくる技術が無いことはわかりきっていたから逃げました。
ただここまでPixiv初投稿のキャラ絵みたいなのっぺりになるとは思わなかったな。
この課題は次以降で頑張ることにした。
この後工程の写真撮っておらず、一気に完成品になります。
完成品
粘土3作目
— おーもり (@dorapan_) 2020年10月24日
ニーア オートマタの2Bを作りました pic.twitter.com/uLuailMGzh
なかなか良いじゃん！
刀も持たせたが、握れずポロッと落ちるのでオプションパーツだなと自分に言い聞かせた。
作っている途中で気がついたのは、2Bの衣装って綺麗な模様や装飾があるのよね。
胸元も本当は細かな柄というか透け装飾があったり、スカートもゴシックな模様があるんだけど作れなかった。
リボンとスカートのヒラヒラ感はグレイスカルピー粘土だから出来た造形でいい感じ。
オーブンやら焼成するすべが無いので、硬化していないです。
地震があるたび、どこかへニャっていないか心配。
反省点
- 顔が壊滅している。髪は持ち直せたけど柔らかさは無い。
- 手がテキトー過ぎ。
- ポージングつけて動きはでた。しかし重心の位置が安定していないから、ぐらついている。ワイヤー強度と、補助用の骨を最初から考慮しておく必要あり。
- 服のシワとか良く出来ているけど、メリハリ無いのでもう少し大げさにしても良い。
- 相変わらず表面きったな。細かい粘土の破片がくっついていたり、傷が残ってる。表面処理はノウハウ無く課題。
総評としてはいい感じじゃん！と満足。
ただ、この趣味、作れば作るほど置き場所問題が発生する厄介な趣味だぞと、気が付きだして困った。どうしようか。
次回
上記のとおり、顔作りは練習重ねないとカッコ悪い。ヘボさを痛感したので逃げずにチャレンジする事にした。
次は時期的に流行ってたアニメキャラを作っています。
以上です。
