推しを作る|粘土8作目「ライスシャワー(ウマ娘)」2021年06月01日
粘土で作った8作品目について書きます。
これまで作った中では、かなり力いれたし納得の出来に仕上がった作品です。
作り始めたきっかけはある悲劇からでした。
前作はこちら
事件発生
粘土6作目マキマさんを作ってから1ヶ月くらい経ったある夜。
恐れていた事態がついに起きてしまいました。
2021年2月13日 23時08分 福島県沖 最大震度6強の地震発生
たしかその日その時間、ちょうど友人とオンラインでAmong Usで遊んでいる真っ最中。
そんな中で久々の結構な揺れに遭遇。東京都内も震度4くらいだったはず。
ゲーム内のタスクをこなすか身を守るかの葛藤もあったが、まぁ一旦解散ということで通話を切った。
何か家のもの壊れていないかなぁ~っと部屋を見渡した所、見つけてしまった。
炭治郎ーーーーーッ!!! pic.twitter.com/4j9jI14Sjw
— おーもり (@dorapan_) 2021年2月13日
いや、予見は出来たことであったがなかなかにショック。
炭治郎制作時、確かに首のすわりは悪かった。でもこんな見事に脱落するかね。
仕方がないから解体して別の何かに転生させることにしました。
こんにちは。俺の名前は竈門炭治郎でした。 https://t.co/OIkirq00Zg pic.twitter.com/NStJgxVIEw
— おーもり (@dorapan_) 2021年5月5日
題材
そんな中、巷はあるアプリが大流行していました。
そう「ウマ娘 プリティーダービー」です。
最初は遠巻きに「なんかまた擬人化コンテンツ流行ってんな~」程度の距離感でTLを眺めていた。
アニメシリーズがあるということで、手を出してみたことでどっぷりハマってしまいました。
いやマジで面白っかった。こんなん泣くに決まってるじゃん。
激アツのスポーツアニメ。アスリート達のドラマが詰まってる。
才能ある主役級キャラの挫折や活躍を描くだけじゃない。
ライバル、敗者、ヒール、素質が無いキャラ全てに抱える想いやドラマがあって、互いに影響し合う成長譚。
それぞれの夢と成長が寄り集まって巨大な一つのコンテンツになっている。
特にゲームではこの「誰もが主役であり、夢を掴むことは出来るんだ」という色が強い。
そんな中で、アニメSeason2を見てる中で泣かせてくれたキャラの一人が彼女。
ライスシャワー。
引用;© Cygames, Inc.
なにがそんな良いかは語ると長くなるので、未見の方、ぜひアニメみて。
シーズン2(全13話)からでも良いから。
ちなみにアプリのガチャではまだライスちゃんを迎えられていなくて泣いています。
しばらく粘土触っていなかったけど、メラメラと創作意欲が湧いてきたのでした。
制作過程
今回、ついに粘土を硬化させる手段を手に入れました。
それがこのエンボスヒーター。要は強力なドライヤー。
スカルピーは熱で硬化するので、オーブンなどで焼くのが有効。
焼くと有毒ガスがでるので、普段遣いの調理用とは分けたほうが良いらしい。
値段的には5000円くらいのお手頃なオーブンも売っているが、置き場所が無ぇ。
ってことで代替として、おなじく200~300℃ほど部分的に熱せられるエンボスヒーターを買ったわけです。
これで粘土を固めながら作り込みが出来るようになったわけだ。
マキマさん作った回の記事で、立像つくるときにワイヤー周りが広がり安定しない問題
エンボスヒーターで硬化することでこの問題解決できる。
今回は納得行く出来になるはずだ。
ということでまずは設計図的な下絵から始めた。それに沿ってワイヤーで骨組み。
— おーもり (@dorapan_) 2021年5月8日
頭でっかちになりがちなので、今回は大きさに気を配った。
片目だけつくれば良いからちょっと楽。
つやつや pic.twitter.com/ExqLOadbVt
— おーもり (@dorapan_) 2021年5月11日
脚はどんだけ華奢にするか、肉付き良くするか悩んだ。
結果的にアスリートだからってことで、気持ちガッチリめにした。
— おーもり (@dorapan_) 2021年5月15日
腰の短剣とか、小物つくったりするときにはエンボスヒーターが活躍。
ちっこい物はすぐ千切れたり変形したりしてしまうだよね
一番重宝したのは髪をつくるときだった。
とりあえず思いのママに髪を盛り付ける。
先がへにゃってしまうので、ある程度形がきまったら熱して固めていく。
正面から見てシルエットがいい感じになったので後ろ側は比較的作りやすかった。
ただ前髪はけっこう試行錯誤。
結果的に以下の遷移を経てなんとか作成。(左が初期、右へ調整)
上半身固めたら、今度は下半身。
スカートやリボンなどの装飾を後付で作り込んでいく。
本当は模様があったり、もっと柔らかさを表現したかった。難しい。
腰のリボンは粘土を薄く伸ばしてほんとに丸めていく。
このリボンを巻いているワイヤー。安定させるために台にも固定している。
炭治郎の二の舞にはしないぞという決意。
細かい部品もくっつけ、場所によっては接着剤も駆使して作り込んで完成へ。
完成品
みてください。我が家の愛するウマ娘です。
粘土8作目
— おーもり (@dorapan_) 2021年6月1日
ウマ娘のライスシャワーを作りました!
初めてエンボスヒーターで固めながらやったので作り込めた
30時間はかかってないはず https://t.co/S6ylRbqmWn pic.twitter.com/sKRWr11Qq0
元の絵と比べても、なかなか上手く立体化に成功している。
画質の良さに気が付かれたかもしれません。
これらの写真、カメラも埃かぶっていたミラーレスを持ち出して夜な夜なパシャパシャしてしまいました。親バカとはこのことか。
今回反省点は特にないかな。
本当の公式絵だともうちょっと華奢なんだけど可愛いから良し。
ちなみに今記事書いている2021年9月時点でもまだライスをガチャで引けていません。なんで。
次回
まだ余っているスーパースカルピーがある。今回活躍したエンボスヒーター使えば良くなるかと思ってまた使っています。
そしてまたその時ドハマリしていたアニメキャラを作ってます。
以上です。